保険金請求代行します 生保15社と財団

茂原市の保険代理店:なっとく!保険相談です。

日本生命保険や第一生命保険など生保15社が、保険金の代行請求の仕組み作りに乗り出した。保険の契約者や家族に代わり、一般財団法人「あなたの医療」(東京都)が手続きを請け負う仕組みだ。高齢化により、保険金の請求を煩わしく感じる人が増えていることに対応する。
財務省によると、2013年時点で、相続が発生した人の2割超は90歳以上だった。財産を引き継ぐ側が高齢者という「老々相続」は珍しくない。
特に、負担が大きいのが診断書の入手だ。多くに医療機関が窓口での申し込み・交付を原則にしているためで、財団は自治体や医療機関と連携し、郵送などで診断書を請求できるようにした。
また、亡くなった人がどの保険会社と契約していたかわからなくなる場合も多い。財団は、15社に照会してすべての保険内容を調べたうえで、必要な書類を作成・提出する。代理手続きを使えば、支払い漏れは起きにくくなるとみられる。
契約者の家族らは財団に保険金の請求手続きを委任し、実際に支払われる際に死亡保険1件につき5万円、医療保険など死亡保険以外は1件につき5000円が差し引かれる。
生保15社は今月から、代行請求の実証実験を神奈川県内で始めている。利用状況や課題を検証したうえで、今夏以降に対象地域の拡大を検討する。
ただ、生保各社は長年、保険金の不払いの解消を重点課題と位置づけ、保険金の受け取りやすさを競い合っており、請求手続きを共通化する取り組みには温度差もある。

2020年1月25日 読売新聞より抜粋