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手術支援ロボット「ダビンチ」の手術費

茂原市の保険代理店:なっとく!保険相談です。

 医師が操作する手術支援ロボット「ダビンチ」をご存知ですか。がんの手術などに使われています。
 ダビンチは、鉗子と内視鏡を取り付けた4本のアーム、操作台、モニターなどで構成されます。米国の医療器製造会社「インテュイティブサージカル」が1990年代に開発した内視鏡手術ロボットです。ルネサンス期の偉大な芸術家レオナルド・ダ・ビンチにちなんで名付けられました。
 患者から離れた位置で、医師が操作します。臓器を画面に高解像度で映し出せるので体内での細かい作業が正確に行えます。
患者の身体的な負担が軽くて済む上、胸やおなかにカメラを入れて行う従来の胸腔鏡や腹腔鏡などによる手術と比べて操作しやすく、安全性が高いことなどが利点です。手術による傷を小さくできるので、患者の回復も早くなります。
 現時点では、21種類の手術が公的医療保険の対象になっています。
 2012年にいち早く保険が利くようになったのが、前立腺がんの全摘手術です。手術費は95万2800円で、自己負担が3割の場合は28万5840円になります。
 16年には腎臓がん、18年には肺がんや胃がん、大腸(直腸)がん、ぼうこうがん、子宮体がんなども保険の対象になりました。
20年には、膵臓がんも保険が使えるようになりました。
 手術費(カッコ内は自己負担が3割の場合の料金)は、腎臓がんは70万7300円(21万2190円)、肺がんは92万円(27万6000円)、大腸(直腸)がんは83万9300円(25万1790円)、胃がんは83万900円(24万9270円)-などになります。
 3割負担でも高額になりますが、「高額療養費制度」が利用できます。年齢や収入に応じて、自己負担の限度額が設けられており、限度額を超えた分は公的医療保険から支払われます。
 ダビンチは、国内では、大規模な病院を中心に数百台が導入され、様々な手術に利用されています。利便性が高いため、さらに普及が広がる可能性があります。

2020年7月9日読売新聞より抜粋

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