再発した悪性脳腫瘍に放射性治療薬、国立がん研究センターが治験開始

茂原市の保険代理店:なっとく!ほけん相談です。今日は、悪性脳腫瘍の治療に関するニュースです。

 国立がん研究センター(東京都)と量子科学技術研究開発機構(千葉市)は今年7月から、再発した悪性脳腫瘍の患者に対し、薬から放射線を出す放射性治療薬を使う臨床試験(治験)を始めた。悪性度が高い膠芽腫(こうがしゅ)やほかの臓器のがんが転移した転移性脳腫瘍などで再発した患者が対象。
 新薬は成分の銅の働きによって、通常の治療が効きにくい低酸素化した腫瘍細胞に集積し、ベータ線などを放出して内部から腫瘍を攻撃する。マウス実験では、生存期間を2倍以上に延ばす効果があったという。
 治験では、原則として1週間ごとに注射で4回投与する。2021年3月までの約3年間に、12~30人の患者を対象に実施する予定だ。順調に進めば、8~10年後には治療薬として使えるようになる見込み。肺がんや子宮頸がんなどにも適用を拡大できる可能性があるとしている。

8月20日付 読売新聞より抜粋

iPS血小板の臨床研究を申請 京大チーム 難病患者に輸血へ

茂原市の保険代理店:なっとく!ほけん相談です。今日は、iPS細胞に関するニュースです。

 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、血液成分の一つで止血作用のある血小板を作り、血小板などが減少する「再生不良性貧血」の患者に輸血する臨床研究の実施を、京都大の江藤浩之教授らのチームが厚生労働省の申請したことが分かった。学内審査で了承を得ており、今後、厚労省で承認されれば臨床研究を始める。チームは近く研究を発表する。
iPS細胞は、世界初の臨床研究が網膜で実施され、心臓病やパーキンソン病でも研究が進んでいる。
 チームはこれまで、人のiPS細胞から血小板のもとになる巨核球という細胞を大量に作り、培養することで、高品質で大量の血小板を作り出す方法を確立。マウスなどに輸血した上で血管を傷つけ、止血できることを確認している。
 関係者によると、患者のiPS細胞から同様の手法で血小板を作成、本人に輸血し、安全性や有効性を確かめる計画。
 再生不良性貧血は血液中の血小板や白血球などが減り、出血しやすくなるほか、感染症にかかりやすくなったり頭痛に悩まされたりする難病。血小板減少に対しては献血で得られた血小板を輸血する治療法などがある。
 今回の臨床研究は、特殊な免疫の型を持ち、献血による血小板輸血を受けられない患者の一人が対象。自身のiPS細胞から作った血小板を使うため、拒絶反応が抑えられるという。
 血小板は手術時の輸血やけがの止血などで使われる。献血で集められるものの使用できる期間が短く、安定供給が課題だ。チームは京大で備蓄する健康な人のiPS細胞から血小板を作り、輸血用に広く活用するため、人での安全性や有効性を検証する治験も計画中。

<血小板>血液成分の一つで、骨髄内の巨核球という細胞から分離してできる。大きさは直径2~3マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。出血すると活発に働き、血小板同士が集まって固まって、傷口をふさぐ。血小板の減少は白血病や貧血、ウィルス感染などによ理起きる。輸血用の血小板の供給は、善意の献血に依存しているが、提供者の減少や医療ニーズの増加などもあり、世界的に需要が追い付かないとの懸念がある。

8月20日付 東京新聞より抜粋

5年超の車も「新車」補償・・・東京海上日動(来年1月から)

茂原市の保険代理店:なっとく!ほけん相談です。今日は東京海上日動火災保険の「新車」補償改定のニュースです。

 東京海上日動火災保険は来年1月から、運輸局への登録から5年が過ぎた車に乗っていて事故に遭った場合でも、新車購入費用を全額補償する車両保険の特約を発売する。乗用車の平均使用年数が長期化しているのに合わせ、補償対象を拡大する。
 東京海上は現在、この特約の対象を、登録から5年以内の車に限っている。新たに発売する特約では、評価額が新車購入価格の半額以上であれば、5年過ぎていても対象とする。例えば、新車購入価格295万円のトヨタのプリウスの場合、6年目の評価額は約160万円。事故に遭った場合、車両保険で補償されるのは160万円だが、新たな特約をつければ295万円が支払われることになり、新車に買い替えやすくなる。
 自動車の安全機能が高度化し、事故で損傷しにくくなったことなどで、乗用車の平均使用年数は長くなっている。自動車検査登録情報協会によると、乗用車の平均使用年数は12.91年(2017年3月末)で20年前より約3.6年延びた。東京海上は、車を長く保有している人が、思いがけず災害や事故などに遭った場合でも、新車に買い替えられるように後押しする。

8月16日付け 読売新聞より抜粋


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